小水疱型(しょうすいほうがた)と趾間型(しかんがた)
手足など、水虫の症状は様々な場所に現れますが、大きく分けると小水疱型(しょうすいほうがた)と趾間型(しかんがた)の2タイプに分けられます。
最初に趾間型というのは、かゆみだけでなく痛みも生じ、足の指の間に症状が現れます。
趾間とは指の間ということをあらわし、指の間に赤みを生じ、少しずつジュクジュクしたものとなっていきます。
症状が深刻化すると、赤っぽい部分が白に変化し、白くなった皮膚が剥がれるようになりますが、強いかゆみが起こるので、かきむしってしまうことが多いでしょう。
かきむしることによりまたジュクジュクの状態になり、痛みと一緒に、かゆみがひどくなります。
臭いが発生することもあり、皮膚が赤っぽく変化したらすぐにでも治療をスタートさせましょう。
小水疱型については、足の裏に小水疱ができるというものですが、指の部分にできるもののみが水虫であると思っている人もゼロではなく、これが水虫であるとは思わないこともあるようです。
全体的に発生する場合もあるものの、特に水ぶくれができやすいのは土踏まず付近です。
少しずつ範囲が広がっていくものなので、たまに足の裏の状態を調べることをおすすめします。
強いかゆみがあることが特徴であるので、かきむしって状態を悪くしないためにも、薬を用いてかゆみを緩和させつつ治療を続けましょう。
どちらのタイプの水虫も、きちんと治療することで完治させることができます。