水虫の元凶の白癬菌(はくせんきん)

水虫の元凶とされているのが、白癬菌(はくせんきん)という菌で、この白癬菌に感染すると起こるのです。

菌と呼んではいますが実はカビで、角質層部分にあるケラチンという物質を食べて生存します。

ですから、水虫になったとすれば、患部にカビがまとわりつき、そのカビが増え広がったという状況なのです。

ケラチンと呼ばれる成分は体内のあらゆる場所にあるので、皮膚であればどの場所にでも水虫ができるということを頭に入れておきましょう。

ですが、白癬菌がついたからといって絶対に水虫を発症するということはないでしょう。

白癬菌が繁殖しやすい高温多湿の環境になった場合に症状が確認されます。

この点からも分かるように、よく「水虫を触るとうつる」と言われますが、触っても石鹸を用いて念入りに洗浄すれば、うつってしまうことはありません。

日本は高温多湿の場所が多いため、それも日本人が水虫になりやすい要因です。

夏場などの足が蒸れるような時季には、できるだけ足の風通しが良くなるように対策を講じましょう。

靴下を身につけさらに通気性が良くない靴を長時間使用していると、中に湿気が溜まりますので、サンダルなどを取り入れましょう。

冬の季節も、ブーツのような足をくるんでしまう靴を履くことがありますから、足がいつも清潔であるように策を講じましょう。

家族間でうつってしまうことも多いので、家族が水虫を発症している場合は、予防に力を入れる必要があります。

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