水虫を家族にうつさない
水虫になったことに気づいたら、一緒に住んでいる人たちにうつさないように心がけなければなりません。
最重要なのは、水虫を完全に治すことですが、完全に治すには時間がかかることなので、それまでに講じなければならない対策を確かめておきましょう。
中でも気を配らなければならないのが、共用していることでうつるのが予想されるものに関しては、共有するのをやめるということです。
例えば、お風呂上りに使うマットもそうですが、スリッパと爪きりのようなものに関しても、水虫になったら自分だけのものを準備しましょう。
それに、家族みんなが通るスペースを歩くときは、靴下を履くなどして対策を取ることが大切です。
それでも防ぎきれない可能性があるので、フローリングやじゅうたん、畳は定期的に清掃して、いつでも清潔な状態にしておきましょう。
家族のほうでもうつらないように、足をこまめに洗ったり足が靴の中で蒸れないことを意識するなど、それぞれが気をつけることが重要です。
自身が水虫を発症して、家族にうつさないように一生懸命努力していたのに、誰かにうつってしまったとします。
このような場合、対応が完全でなかったということも考えられますが、自分ではない誰かが既に水虫であるということも可能性としてはあります。
一緒に暮らす誰かに症状が見つかったら、家族のみんなが状態を調べてみるようにしましょう。
家族の中で数人症状が見受けられたのであれば、みんなで協力しなくては、誰かが完治したとしても、別の人からうつってしまうかもしれません。