水虫を点検してみる

水虫の症状があらわれていても、自覚せずに過ごしている場合もあるので、点検してみましょう。

もっとも症状が見られるのが足なので、足のチェックから開始することをおすすめします。

まずは指がどうなっているか確かめて、白味や赤みを帯びていないか、皮がはがれていないか確かめます。

特に気を遣って見ておきたいのが、指の間、そして足の裏です。

感触がカサカサだったり、皮膚が厚くなっているとすれば、既に状態が悪化し、慢性化していることも考えられるでしょう。

この状態は角質増殖型というもので、皮膚科で長期間治療しながら治していくことになります。

爪白癬(つめはくせん)と呼ばれる水虫は、爪に異変があらわれることもあり、水虫だとわからない人もいるようです。

爪の先が白くなるとともに、全体が黄色か茶色みを帯び、爪に厚みが出てくることもありますが、かゆかったり痛みがあったりすることはありません。

このことは爪に神経がないためですが、症状が悪化すると、靴を履く瞬間や歩いているときに痛くなってしまいます。

夏の時期は足に汗をかきやすくなるので、水虫を発症する人が増え、常に予防を意識する必要があります。

症状がひどくなったら治せばいい、症状が出てから治療すれば大丈夫と考えるのではなく、日々予防していくことが大切です。

早めに治療を始めたほうが治療に要する期間が短期間になるだけでなく、他の場所に症状が拡散することがありません。

症状があらわれるのが足の指のみという人も、治療を実施せずにそのままにしておくと手や爪部分にまで症状が広がる可能性があります。

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